「文絵のために」を遊んでみた
基本情報
ゲーム名:文絵のために
メーカー:ワンドロー
価格:3,000円
ゲームデザイナー:カナイセイジ
プレイ人数:2人
プレイ時間:15分
対象年齢:14才以上
オススメ度
★★★☆☆
どんなゲーム?
協力型の2人用カードゲーム。
相手が持つカードを1枚引き、書かれている内容と手持ちのカードによって、
ストーリーを展開させていく。
"繰り返しプレイ"を前提としたゲーム設計になっているため、
最初はルールも楽しさもよくわからない。
3回目くらいから「何をすればよいのか?」が理解できるので、
そこから面白さを感じられるようになる。
どこに惹かれて買ったの?
設定(タイムリープもの)に惹かれたのと、
見かけるレビューの評判がとにかく良かったから!
実際プレイしてみてどう?
クセのあるゲームだけど、自分は好き。
好みや満足度がはっきりと分かれるんじゃないかなぁ。
テーブルトーク的要素をボードゲームに落とし込んだ点は、素直にすごいと思った。
ただ「すごい=面白い」ではないので、ここが満足度の分かれるポイントの1個目。
2個目は、初回の印象をどう捉えるか。
映画やマンガ、ゲームを楽しむ場合、自身が主人公になるパターンと
自分は傍観者になるパターンがあるのだけど、この作品は間違いなく前者。
他のボードゲームと比べてロールプレイ要素が極めて強く、
用意された設定に没入できるかどうかで、「つまらなさ」の消化の仕方が
変わってくると思う。
結びの言葉
毎日1話のショートエピソードを楽しむ感覚で、ゆったり味わうのがオススメ。
マルチエンディングな上、メインシナリオ+拡張シナリオが2本ついているので、
相性のいい人は存分に楽しめるはず!
晩御飯を食べて少し落ち着いた頃、飲み物を片手にぜひどうぞ!